サウナでは身体が温まり、汗をかくことで良い影響を与えることが知られています。
そんなサウナですが今回は具体的に身体にどんな良い効果があるのか解説します。
正しいサウナの入り方
まず最初にサウナのマナーと入り方から解説します。
入浴時のマナー
入浴前は必ず、かけ湯やシャワーで身体の汚れを落としてから入るのがマナーです。
またマナーの問題だけでなく、皮膚や汗腺に汚れが残っている状態では汗もかきづらく正しく効果を得ることができなくなります。
正しい入浴方法
身体を洗い終えたらいよいよ入浴!
その前に、もう一つ!サウナでは大量の汗をかく為、キチンと水分を摂るようにしましょう。
それでは入浴方法ですがサウナの正しい入り方として
サウナ(5~10分)→水風呂(1分程度)→外気浴(10分)この3つのサイクルを3セット繰り返しましょう。
初めてサウナに入る方は決して無理をせず、自分が入れる時間までで構いません。無理に我慢して入浴していても逆に体調を悪くするだけです。サウナは我慢大会ではなく気持ちよく汗をかきリラックスをすることが大切です。
体内に起こること
サウナによる高温と水風呂による低温に晒されることで体内の交感神経が優位になる。
外気浴を行うことで体温を正常に調整用として、今度は副交感神経が優位になります。
交感神経とは体が危機を感じ緊張している状態。副交感神経がリラックスしている状態です。サウナ浴を行うことで体内ではこの二つの状態が交互に入れ替わります。交互に神経が入れ替わることで、少しずつ二つの神経バランスつまり自律神経が整います。
サウナの効果
上述のようにサウナに入ることで、自律神経が整うことで身体に健康的な効果を与えます。
サウナが身体に与える影響は以下のようなものがあります。
- 脳の疲労を回復できる
- 精神が安定する
- ダイエット効果がある
- 体臭の改善
- 筋肥大効果を高める
一つずつ効果の内容を解説していきます。
脳の疲労を回復できる
サウナによる高温と低温の影響で身体は交感神経が優位になります。この時、体は危機的状況を察知しているため脳を動かしている余力がなくなります。
結果的に脳の活動を抑制し、強制的に休ませることが出来ます。
また体温が上がり血流の流れがよくなることで脳に血液が流れやすくなります。血液が流れやすくなることで脳内の老廃物を取り除くことが出来ます。
この二つの効果から脳の疲労を取り除くことが出来ます。脳の疲労が取り除かれることで志向がクリアになり新しいアイデアも浮かびやすくなります。
精神が安定する
自律神経が整うと心身が活発的になり精神状態が安定します。サウナで大量の汗をかいてリラックス効果を感じられる方が多いのはこういった理由からです。精神状態が乱れた状態だと、不眠や疲労感に苛まれることになります。精神を整えることは心だけでなく身体の健康も保つことが出来ます。
こういった影響から実はサウナは、うつ病のリスクを軽減する効果もあると言われています。
ダイエット効果がある
サウナは約100度の空間に身を置くことになります。身体が芯から温まり、血流の流れが速くなることで新陳代謝が上がります。新陳代謝とは人が生きるために必要な最低限のエネルギー消費です。新陳代謝が上がることで脂肪が燃焼されやすい身体になります。
体臭の改善
汗を分泌する汗腺には2種類存在ます。1つは水分を主成分とした無臭のサラサラとした汗を分泌する「エクリン腺」。もう1つはタンパク質や脂質を含んだ、ドロドロの汗が出る「アポクリン汗腺」が存在します。アポクリン汗腺から出る汗は時間が経過すると酸化し臭いを発します。サウナで汗腺を刺激し、「アポクリン汗腺」の比率を下げることで体臭を改善することが出来ます。
筋肥大効果を高める
筋肥大においてトレーニング以上に食事が大切です。サウナに入ることで血管が広がり血流の流れが活発になります。血流促進により、栄養素が筋肉に回りやすくなります。他にも消化機能の働きも向上します。その結果、傷ついた筋肉に栄養が行き渡るようになりしっかりと栄養を吸収することが出来ます。
まとめ
今回はサウナ浴により得られる効果と入り方を解説させていただきました。
- 脳の疲労を回復できる
- 精神が安定する
- ダイエット効果がある
- 体臭の改善が出来る
- 筋肥大効果を高かめる
以上の効果に加え近年の研究でどんどん新しい発見が見つかっています。サウナは決して我慢大会ではありません。サウナについて正しい知識を知ることで、心身共にリラックス効果を楽しむことが出来ます。この記事を読んだ方々も是非サウナデビューして心も身体も健康な生活を送りましょう。
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